世界観

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強い落雷によって古から長くされていた妖魔共の封印が解けてしまい、その存在はこの日本を脅かすこととなった。全国各地に散らばった妖魔を再び退治し永久的に封印すべく、政府は不足している退魔師を育成するためにとある政策を設けた。
それが、『ENP』(Exorcist Nurturing Project)

舞台は現代日本、東京である。

【ENP -退魔師育成計画-】

突如発生し、人に取り憑いてはその人の持つ欲望や妬み嫉みなどのマイナスな感情を餌にしてはどんどん肥大化し、やがて取り憑いた人ごと飲み込むという大きな被害をもたらし、現代日本を脅かす妖魔。

それらが人々に取り憑き被害をもたらすその前、もしくは肥大化が進行してしまう前に拳や武器を用いて退治し、そして彼らを支える者全てを退魔師と呼ぶ。

しかし、そんな彼らの深刻な人手不足により、この政策が発足された。
各地の高校に政府から指名され、前線に立つ人員想定で紅ヶ丘のような偏差値最低校
そして彼らの後方支援をする人員想定で白咲のような偏差値最高校の2校が選ばれている。
尚、あくまでも想定であるため、紅ヶ丘の生徒だからといって前線に立たず自身の持つ技術を活かして支援にまわる生徒もいれば、白咲の生徒だが周囲の反対を圧し切る、もしくは隠して前線に立つ生徒もいる。

また、この計画は2校合同で行われ、戦闘や妖魔に関する基本的な知識を教わる他に、各班に分かれて、政府により送られたプロフェッショナル達から指導を受ける。

班は4つに分かれており、
前線に立ち妖魔と対峙する謂わば『花形』とも言えるだろう戦闘班
常に冷静な判断力を求められ、前線の彼らに的確な指示を送る司令班
妖魔との戦いで負った傷、そして疲労で削れるだろう精神を癒す救護班
武器や装飾品の改造で彼らの強さをより引き出したり、民間の安全のために妖魔への対策を形にする技術班
以上に分かれており、計画に参加する生徒達はここから自分の所属を選ぶことができる。